実は「ブロッコリーの一大産地」新潟市西区 黒埼地区

「枝豆」の生産地として知られる黒埼地区では、ブロッコリーも新潟県内の生産量の7割を栽培しています。同じ作物を続けて育てることで起こる「連作障害」を防ぐため、枝豆とブロッコリーが栽培されているそうです。

今年は、3月に雨が多く4月は高温が続いたことで苗を植える時期(定植)は遅れましたが、品質は例年と変わらないとのこと。
4月下旬から出荷が始まり、6月中旬ごろまでにおよそ360トンを出荷する見込みだということです。

2026年から『指定野菜』 注目されるブロッコリー

【ブロッコリー生産者 永井広大さん】
「ブロッコリーの知名度が上がって、消費も増えていけば、生産者も張り合いがあって、規模拡大もできていくかなと思っています」

生産者も期待を寄せる『指定野菜』とは一体どんなものなのでしょうか?

消費量が多い野菜や、消費量の多くなることが予想される野菜を、農林水産省では『指定野菜』としています。『指定野菜』は国のガイドラインに沿って生産や出荷が行われ、国民生活に重要な野菜として流通量や価格が安定します。

現在『指定野菜』に指定されているのは14種類
・キャベツ・きゅうり・さといも・だいこん・トマト・なす・にんじん・ねぎ・はくさい・ピーマン・レタス・たまねぎ・ジャガイモ・ほうれんそう

ここに「ブロッコリー」が新たに加わるのですが、1974年のジャガイモ指定以来、およそ50年ぶりの“追加”だということです。

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