皇居内の水田で田植えをされる天皇陛下＝１４日（宮内庁提供）

　天皇陛下は１４日、皇居内の生物学研究所の脇にある水田で、農業奨励のための恒例行事である田植えをされた。長袖のシャツに長靴姿で水田に入って腰を落とし、高さ１５～２０センチの苗計２０株を１株ずつ、まっすぐに植えていった。 　苗はうるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチ。陛下が４月にまいた種もみが育った。秋に稲刈りをする。 　皇居での稲作は昭和天皇が始めた。収穫したコメは、１１月の「新嘗祭」など皇室の神事に使われる。


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