地域の水産業への理解を深めようと、大分県豊後大野市の小学生が地元の大野川で稚アユを放流しました。

この取り組みは今年11月に県内で開催される全国豊かな海づくり大会に向けて県の実行委員会が実施しました。

豊後大野市で県の職員による特別授業が行われ、犬飼小学校の6年生22人が魚の生態や川のゴミ問題などを学びました。

このあと、近くを流れる大野川の河川敷に移動した子どもたちは、強い日差しの中アユの稚魚およそ300匹の放流を体験しました。

(児童)「アユの放流をして楽しかったです」「ちょっとぬるぬるしてかわいかったです」「大きくすくすく育ってほしいと思いながら放流しました」「いつまでも川をきれいにしてアユを守っていきたい」

関係者はこうした経験を通じて、子どもたちに身近な環境問題への関心を高めてほしいと話しています。

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