去年1年間に確認された特殊詐欺の認知件数が過去最多だった兵庫県で、詐欺被害防止の啓発活動が行われました。

 4月14日、姫路市では、斎藤元彦知事や警察、学生ボランティアなどが特殊詐欺被害の防止を呼びかけました。

 兵庫県内で去年1年間に確認された特殊詐欺の認知件数は過去最も多い1224件で、その約6割が「固定電話」にかかってきていることから、県は被害防止に効果があるとされる自動録音機能のついた電話機などの購入に最大1万円を補助しています。

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「『この電話は録音されています』というメッセージが流れることで、犯人は電話を切る。(自動録音機能が被害を)水際から防止する大事なポイントかなと考えています」

 補助は「来年3月31日までに満65歳以上となる兵庫県民」が対象です。

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