次の衆院選に向けて動きが徐々に活発化しています。「政治とカネ」を巡って、青森県選出の自民党の衆議院議員が陳謝する一方で、野党第一党からは「政権交代」をうかがう発言が出ています。

大型連休後初の週末となった11日の青森市では、自民党の県連会長を務める津島淳衆院議員の国政報告会に、県選出の衆参国会議員がそろい踏み。

派閥の政治資金パーティーを巡る問題に揺れる自民党所属の議員として、職責を果たしていくと力を込めました。

自民党県連会長 津島淳衆議院議員
「皆様には心配・不信の念を抱かせていること、心よりお詫び申し上げます。二度とこういうことがないよう、強靭な国民政党と言える自民党に生まれ変わらせると、この場でお誓い申し上げる」

一方で、立憲民主党の田名部匡代参議院議員は、県連代表として現在、空白区となっている青森2区の候補者擁立を急ぎ、野党第一党として県民に選択肢を示す考えを示しました。

立憲民主党県連代表 田名部匡代参議院議員
「有権者から『政権交代』という言葉を聞くのは、久しぶり。『いまがチャンス・がんばれ』『このままではダメだ』という期待の声をいただいていて、そういう意味では、候補者擁立していくことが我々の責務」

次の衆院選を巡っては、県内最大の労働団体の連合青森が立憲民主党や国民民主党の候補予定者に推薦状を交付するなど動きが活発化しています。

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