正当な理由がないのに、有償でインターネットバンキングのログイン情報などを譲り渡したとして、29歳の男が逮捕されました。男は「口座を譲り渡したが凍結されてしまった」などと警察に自首したということです。
犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、上越市稲田に住む無職の男（29）です。
警察によりますと男は今年2月22日、正当な理由がないのに現金5万円以上を受け取る約束で、自分名義の2つの普通預金口座に関係するインターネットバンキング用のログインパスワードなどをスマートフォンで送信し、第三者に譲り渡した疑いがもたれています。
男は2月下旬に「口座を譲り渡したが凍結されてしまって怖くなった」などと自首。警察が捜査を進めたところ、譲り渡した口座は他県で発生した詐欺事件で使用され、被害金が入記されていたことが分かったということです。
男は警察の調べに容疑を認めているということで、警察はどのような経緯で譲り渡したのかなど調べを進めています。
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