SNSで知り合った女子高校生に対し、沖縄県内のホテルでみだらな行為をした罪などに問われている元海上保安官に、那覇地裁は13日、懲役3年・執行猶予5年・罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。

元海上保安官の渡邉恒星被告(31)は2022年8月から2023年の7月にかけ、当時18歳未満だった7人の少女らにみだらな行為をした罪など、4つの罪に問われていました。

これまでの裁判で認否に争いはなく、弁護側が執行猶予付きの判決を求めたのに対し、検察側は懲役3年と罰金50万円を求刑していました。

13日開かれた裁判で那覇地裁の佐藤哲郎裁判長は、「歪んだ性癖に基づく卑劣な犯行である上、わいせつ行為などを繰り返した点は強い非難に値する」とする一方「懲戒免職処分を受けて国家公務員としての身分を失うなどしている」として、懲役3年・執行猶予5年・罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。

弁護側は控訴しない方針です。

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