太平洋戦争の歴史を調査している大分県の団体が、戦艦「大和」のカラー映像を初めて確認したと発表しました。

確認したのは、アメリカ国立公文書館から入手した太平洋戦争の映像の研究を続けている「豊の国宇佐市塾」です。

1945年3月19日に山口県岩国市沖でアメリカ軍機の攻撃を受ける戦艦「大和」です。攻撃機の搭乗員が手持ちのカメラで撮影したとみられていて、「大和」は爆弾を避けるために、大きく転回しようとしているのがわかるといいます。

豊の国宇佐市塾 織田祐輔さん「大和をとらえたカラー映像というのはないので、大和をとらえたカラー映像としては、初めてだと、わたしは思います」

また、「豊の国宇佐市塾」は、同じ日に撮影されたとみられる呉港への空襲のカラー映像も公開しました。

上空から爆撃の航程に入ろうとしているアメリカ軍の攻撃機や、停泊している日本の艦船が高角砲で応戦していることがわかるということです。

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