5月10日、福岡空港で日本航空機が、滑走路脇にある誘導路の停止線を越えて滑走路に近づき、別の航空機が急ブレーキをかけて離陸を取りやめるトラブルが起きていたことがわかりました。

国土交通省によりますと、5月10日の午後0時半ごろ、福岡空港で滑走路脇の誘導路を走行していた日本航空機が、誘導路の停止線を越えました。

この影響で当時、離陸のためにスピード上げて滑走路を走行していた松山行きのジェイエア機が、管制官の指示で急ブレーキをかけて離陸を取りやめたということです。

乗客43人と乗員5人にけがはありませんでした。ジェイエア機の機長は「日本航空機が滑走路に入ってきそうな感じが見えた」などと話しているということです。

日本航空は「管制官とのやりとりで認識の齟齬があったのではないか。原因分析と再発防止に努めたい」としています。

国土交通省が当時の状況を詳しく調べています。

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