栃木県・那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で再逮捕された男の車から、電気コードが見つかったことがわかりました。夫婦の殺害にこのコードが使われた可能性もあるとみられています。

平山綾拳容疑者（25）は先月、ほかの人物と共謀して東京・品川区の空き家で、飲食店経営の宝島龍太郎さん（55）と妻の幸子さん（56）を殺害した疑いがもたれています。

平山容疑者の車からは、犯行に使われたとみられる幸子さんの血のついたハンマーが発見されていましたが、その後の捜査関係者への取材で、電気コードも見つかったことがわかりました。

事件の数日前には、平山容疑者が埼玉県などで電気コードを買ったことが確認されていて、このコードが殺害に使われた可能性もあるとみられます。

また、品川区の空き家で実行役が夫婦を殺害したとみられる時間帯に、付近の防犯カメラには、平山容疑者の姿が映っていたことも新たにわかりました。

警視庁は、夫婦の死体損壊容疑で逮捕されている6人が、殺害にどのように関与したか役割を調べています。

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