世界文化遺産の「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ鹿児島市磯地区の旧鹿児島紡績所技師館・通称「異人館」で、綿花の種まき体験が行われました。
旧鹿児島紡績所技師館・通称「異人館」は幕末の1867年にイギリス人の紡績技師の宿舎として建てられた木造2階建ての建物で、2015年に登録された世界文化遺産・「明治日本の産業革命遺産」を構成するひとつです。
12日の体験には親子や観光客ら7人が参加し、市職員から鹿児島紡績所では「綿花」を原料に糸を作っていたことや異人館の歴史について説明を受けたあと、敷地内の栽培コーナーで去年収穫した綿花からひとつずつ種を取り出して、黒のポットに種まきをしました。
(参加者)
「楽しかった」「なかなかない体験だと思う」
「種まきから育てて、糸を作ってそれで何か織れたらすごく良い経験だなと」
植えた種は発芽した後、敷地内の栽培コーナーに植え替えし、秋に綿花を収穫して、糸づくり体験などを行う予定です。
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