10日は富山県内の地銀3行の決算発表のラッシュとなりました。このうち富山第一銀行は本業のもうけとなるコア業務純益で3期連続の増益で過去最高となりました。

富山第一銀行の2024年3月期の連結決算は、経常収益が前年から34億円増の386億7800万円、経常利益が29億円近く増え92億2300万円で増収増益となりました。

また、本業のもうけを示すコア業務純益は3期連続の増益で過去最高となりました。

人件費の増加やシステム投資などで経費が増加したものの、貸出金利息の増加や、有価証券の利息配当金が過去最高水準を大きく更新し大幅な増収増益となりました。

2025年3月期の業績予想は有価証券評価益の一部を実現益として計上することで今期の2倍となる連結利益120億円を見込んでいます。

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