大道芸の世界チャンピオンたちが中野に集まった　125人が妙技を披露　12日まで「大道芸博2024」

　国内外で活躍する大道芸人78組125人がジャグリングやマジックなどを披露する国内最大規模の「大道芸博2024」が10日、東京都中野区の中野四季の森公園で始まった。入場無料で12日まで。新型コロナ禍で演じる機会が失われていた大道芸を身近に楽しんでもらおうと、企画された。

「大道芸博2024〜TOKYO stage〜」=東京都中野区の中野四季の森公園

　2015年世界ジャグリング選手権準優勝の生方洋佑（うぶかたようすけ）さんはカラフルなこまを回して高く投げ、観客を魅了。世界唯一というペン回しパフォーマーKay（ケイ）さんは「その場でしか体感できない観客と演者の一体感を感じて」と、世界大会優勝の華麗な技で楽しませた。　渋谷区の主婦小林友美さん（37）は息子の時（とき）ちゃん（2）と訪れ、「青空の公園ですごい技を見られて気持ちが良い」と笑顔だった。　午前10時～午後9時半。有料の特別公演は午後7時半～9時半。当日券あり。（長竹祐子）