食品ロス削減への取り組みです。
コンビニチェーンのローソンが、大学の学食で人気商品のフライドチキンの「Lチキ」の無償提供を行いました。

山梨県富士吉田市にある昭和大学富士吉田キャンパスの学食の厨房です。

大塚記者:
「昼前、大忙しのこちらの厨房、今たくさん揚げられているのはローソンのLチキです」

コンビニチェーンのローソンは、食品ロス削減のため3年前から在庫が余った食品を福祉施設などへ提供しています。

こうした中、今年は物価高を背景に大学の学食などへの無償提供を初めて企画しました。

10日に提供されたのは、衣の中に餃子あんが入った「ソースinLチキ餃子味」600食です。

昼休みになると約600人の学生が学食を訪れ、揚げたてのLチキの味を堪能していました。

学生は:
「ひと口目からガツンと来る。肉汁があふれるジューシーさがとても心が躍るというか、本当に幸せです」
「ローソンに買いに行ったりして食べていた味が学食で出てくるとうれしいです」

ローソン広報部 杉木創也さん:
「今後も皆様の力になれるような、支援できるような取り組みとして、食品ロス、SDGsの観点から取り組んでいきたいと思います」

Lチキの無償提供は山梨県内では昭和大学だけで、今年中に全国のほかの大学などにも無償で提供されるということです。

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