熊本地震から1年9か月が経過した平成30年(2018)1月。復旧がすすむ熊本城天守閣をドローンで撮影しました。

当時ニュースはこう伝えています。「 1607年加藤清正が築城した熊本城。以来熊本のシンボルとして多くの県民に愛されて来ました。しかしおととしの熊本地震で城内の至る所で石垣や櫓が崩れるなど大きな被害を受けました。

1960年に再建された大天守も屋根瓦が剥がれ、しゃちほこが落下しました。

熊本地震から間もなく1年9か月。現在の熊本城です。

復旧工事が進む天守閣付近へは頬当御門(ほほあてごもん)から伸びる工事車両用のスロープが設けられました。今、白い巨大なシートに覆われている大天守の最上階では去年8月から再建工事が始まっています。

すでに柱、壁、屋根の下地部分は完成していて、今月からおよそ7200枚の瓦を乗せる作業が始まり、その後、しゃちほこが設置される予定です。

一方小天守も最上階を解体して修復することが決まりました。

これまでのコンクリートを鉄骨に変更することで90トンあった小天守部分は60トンまで軽量化できるということです。

大天守最上階の再建工事は今年の夏ごろには終了する予定で、そこで白いシートが外され復旧した最上階の雄姿がお披露目されるということです。」

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