冷え込みが強まった10日の朝、長野県内の一部の地域では霜が降り、農作物に被害が出ました。
北信地域と松本地域の6つの市と村で、アスパラガスを中心に合わせて880万円余りの被害となっています。


最低気温が1度前後まで下がった飯山市常盤(ときわ)では、収穫の時期を迎えたアスパラガスの先端が曲がるなどの影響が出ました。

また、地元のJAによりますと、出始めた芽も霜が降りると刈り取らなければならず、生え変わるまでに1週間程度出荷量が減ってしまう可能性があるということです。

栽培農家:
「1割から2割は今回(被害が)あると思う。朝、(霜で)全面的に白くなったもんね。2~3日経つとはっきりと(わかる)色が変わったり」

県によりますと、10日朝の冷え込みによる農作物の凍霜害は、午後5時の時点で北信地域と松本地域の6つの市と村で確認され、アスパラガスを中心に合わせて880万円余りに上っています。

このうち、飯山市が780万円余りで、被害額全体のおよそ9割を占めています。

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