東京労災病院の医療機器をめぐる贈収賄事件で逮捕された医師が、他にも賄賂を受け取っていた疑いで再逮捕されました。

収賄の疑いで再逮捕されたのは「東京労災病院」の医師・浅沼雄太容疑者(41)で、同じく贈賄の疑いで再逮捕された医療機器メーカーの前営業部長・小野田大容疑者(46)と、社員の加藤高彰容疑者(39)からおととし6月から9月ごろの間に便宜をはかった見返りに、現金およそ20万円の賄賂を受け取った疑いがもたれています。

警視庁によりますと、医師の浅沼容疑者が小野田容疑者らの扱っていた金属製インプラントを使うことで、メーカーから現金に換金できるポイントが付与される仕組みだったということです。

3人はおととし、便宜をはかった見返りに、現金およそ50万円の賄賂を受け取った疑いで先月19日に逮捕されていました。

東京労災病院は独立行政法人「労働者健康安全機構」が運営していて、浅沼容疑者は「みなし公務員」に当たります。

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