独特な苦みや青臭さで、苦手だという子どもも多い「ピーマン」。
でも、栄養価が高いので、親としては食べてくれたら嬉しい…
そんな中、ピーマンの苦みを軽減する食材をキユーピーが発見しました。

ピーマン+卵黄で苦み軽減

キユーピーが、もっと子どもにピーマンを食べてほしいとの思いから研究をしたところ、「卵黄」と一緒に食べるとピーマンの苦み成分が軽減されることが分かりました。
ピーマンの苦味が卵で抑えられるとはどういうことなのでしょうか?

人間の舌には様々な味覚を感知する「受容体」というセンサーがあり、感知された情報が味覚神経を通じて脳に伝達されることで、食べ物の味が分かります。

甘みや旨みの受容体はそれぞれ1種類ずつなのに対して、苦味を感じる受容体は25種類と多くあります。
そこでキユーピーはその中から特にピーマンの苦味を認識する種類を特定しました。
その部分にピーマンの苦味成分と卵黄を混ぜたものを加えたところ、ピーマンの苦味が30%ほど軽減したということです。

実際に‟ピーマンチャレンジ”

本当に卵黄でピーマンの苦味は抑えられるのでしょうか?
ピーマンが苦手なひるおびスタッフの子ども2人に、挑戦してもらいました。

まずは苦みを感じやすい生のピーマンをそのまま食べてもらうと…
「にがい」「出したい・・・」
と、当然にがーい顔。

しかし、卵黄で作った炒りたまごと一緒に生ピーマンを食べると…
「おいしい」「おいしい」とパクパク。
なんと2人とも完食することができました。

恵俊彰:
すごい!これおこづかいたくさんあげたとかそういうことではないですよね(笑)

ということで、スタジオでも「生ピーマン」と、「生ピーマン+卵黄」を試食。

コメンテーター トリンドル玲奈:
(苦みが)消えました!不思議!

コメンテーター 平野ノラ:
消えました!苦みが全くない!目をつぶって食べたら、ピーマンって分からない。

弁護士 八代英輝:
卵黄を付けたら、シャキシャキ食感はそのままで、苦みがゼロ! 

卵は「生」「茹でる」「炒める」など、どのような調理法でもOK。

キユーピー研究開発本部の柳澤さんは、
「どの調理法がより高い効果を出すかはまだ解明できていないが、どのように食べても効果は期待できる」
と話しています。

(ひるおび 2024年5月10日放送より)

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