おととい、東京・調布市で交通トラブルになった男性に向けて拳銃のようなものが発砲された事件で、警視庁はきょう、暴力団組員の男を逮捕しました。

暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは指定暴力団・六代目山口組系の組員、長田健容疑者(38)です。

長田容疑者はおととい午前2時40分ごろ、調布市若葉町で40代の男性に対して「殺すぞ」と叫び、拳銃のようなものを発砲し脅迫した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、この直前に長田容疑者が運転するワンボックスカーと男性が運転する乗用車が交差点で衝突しそうになるトラブルがあり、拳銃のようなものを1発発砲して逃走していました。

男性には当たらず、けがなどはありませんでした。

捜査関係者によりますと、長田容疑者は相模原市南区で身柄を確保されたということです。

また、長田容疑者の車からモデルガン1丁を押収したということで、警視庁は犯行に使われたものかどうか調べを進めています。

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