自民党派閥の裏金事件で、安倍派の収支報告書にウソの記載をした罪に問われている会計責任者、松本淳一郎被告の初公判が東京地裁で始まり、松本被告は起訴内容をおおむね認めました。

安倍派の会計責任者を務めていた松本淳一郎被告(76)は、おととしまでの5年間で派閥のパーティー券収入や議員へのキックバックなどの収支合わせて13億5000万円以上を報告書に記載しなかったとして政治資金規正法違反の罪で今年1月、東京地検特捜部に在宅起訴されていました。

一連の裏金事件では安倍派の国会議員3人や安倍派、二階派、岸田派の会計責任者ら総勢10人が立件されていますが、公開の裁判はきょうが初めてで、事件の不透明な部分がどこまで明らかになるか注目されます。

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