熊本地震から14日で8年です。

追悼式では遺族たちが鎮魂の祈りを捧げました。

式は去年完成した災害対応の拠点、県防災センターの熊本地震祈念碑の前で行われ、遺族20人を含む28人が参列しました。

2度の震度7を観測した2016年4月の熊本地震では県内で災害関連死を含め273人が亡くなり、4万3000棟以上の住宅が全壊または半壊しました。

甚大な被害を受けた益城町の土地区画整理事業の影響で2世帯4人が8年経った今も住まいの再建ができずにいます。

あす(4月15日)の退任を前に知事として最後の参列となる蒲島知事は「最後の1人が住まいの再建を成し遂げるまで支援を続ける」と述べました。

一方で去年7月には被災して運休となっていた南阿蘇鉄道が運転を再開するなどインフラの整備はほぼ完了しています。

また、県道熊本高森線の4車線化事業は14日午前9時過ぎに益城町広崎と惣領の区間約0.6キロが新たに開通しました。

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