20年前に密入国したとみられるインドネシア人の男が観光ガイドとして運転中に職務質問された際、偽造した免許証などを示したとして警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、インドネシア国籍で愛知県蒲郡市の解体工、リドワン・アンドリヤント容疑者(38)です。

リドワン容疑者は去年8月、東京・中央区晴海の路上でレンタカーを運転中に警察官に声を掛けられた際、偽造した運転免許証と在留カードを示した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、リドワン容疑者は2017年にインターネットのサイトを通じて偽造免許証などを作成し、SNSでインドネシア人の観光客を募って、レンタカーで全国各地の観光ガイドをしていたとみられています。

リドワン容疑者は20年前に不法滞在で強制送還されましたが、取り調べに対し容疑を認めた上で、「強制送還されたおよそ半年後に架空の人物を装って密入国した」と供述しているということです。

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