女子サッカー なでしリーグ1部 第8節、ヴィアマテラス宮崎はASハリマアルビオンと対戦し2-0で勝利、リーグ単独首位をキープしました。

5月4日(土)ホームのいちご宮崎新富サッカー場で行われた試合。相手は昨年皇后杯で対戦し、PK戦の末惜しくも負けてしまったASハリマアルビオンでした。

前半、ASハリマアルビオンは最終ラインに5人のディフェンス選手を並べて戦い、厚いディフェンスでヴィアマテラスの攻撃を封じることに成功。
前半は0対0で折り返します。

後半、ヴィアマテラス宮崎はMF板倉楓とFW今蔵綾乃を投入。一方のASハリマアルビオンも後半6分に、前節得点を決めたFW千葉園子とFW山岸夢歩が交代で入りました。

試合が動いたのは後半17分。


ヴィアマテラス宮崎、FW嘉数飛鳥のクロスを後半から入ったMF板倉が受けて、ゴール前のFW齊藤夕眞へ。

そのパスが繋がり、齊藤が頭で押し込み先制点を獲得しました。


 
一方のASハリマアルビオンも、後半途中から5バックのシステムを4バックに変更。FW千葉・FW山岸にボールを繋いで得点を決めたいところですが、ヴィアマテラス宮崎の守備に阻まれてしまいます。

後半、ヴィアマテラス宮崎はコーナーキック6本、シュート数も15本と果敢にゴールを狙いました。
その後、ヴィアマテラス宮崎は、後半39分に途中出場のMF寺田妃花が、ゴール前の体を張ったプレーでPKを獲得します。
キッカーは、前節同様キャプテン嘉数。冷静に右足で押し込み、1点を追加して2‐0。



 試合終了までシュートを狙う姿勢を崩すことなく攻め続けたヴィアマテラス宮崎。ASハリマアルビオンGK小暮千晶の好セーブも光り、それ以上の追加点はなりませんでしたが、守備面では最後までASハリマアルビオンに1本のシュートも打たせず、試合はそのまま2-0で終了。

開幕から未だ無傷のヴィアマテラス宮崎、開幕8連勝を飾りました。勝ち点を24に伸ばし、2位の名古屋と勝ち点差3の単独首位をキープしています。

 そして、今節も会場にはヴィアマテラス宮崎の最多観客動員数の記録を更新する1,770人のファン・サポーターが応援に駆けつけ、サッカーを楽しむGWとなりました。

次節は、今月12日(日)アウェイ戦 VSバニーズ群馬FCホワイトスター(現時点順位:12位)との試合です。


≪得点者≫
後半17分 1-0 FW  齊藤 夕眞(ヴィアマテラス宮崎)
後半39分 2-0 FW 嘉数 飛鳥(ヴィアマテラス宮崎)


≪スコア≫
ヴィアマテラス宮崎 2-0 ASハリマアルビオン


≪古田の+メモ≫
試合前、クラウドファンディングで集まった資金を活用し誕生した、チームの公式マスコットキャラクター「てんてん」がピッチに初登場しました。


チーム名の由来にもなっている「天照大神(アマテラスオオミカミ)」の「天照」から名前を取ったそうです。これから更にヴィアマテラス宮崎の試合を盛り上げてくれる一員になることを期待しています。

(文:MRT宮崎放送アナウンサー古田とわ)

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