山梨県早川町にあるリニア中央新幹線の掘削工事で出た土の仮置き場の地下水から国の環境基準を上回る重金属の「セレン」が検出された問題で、JR東海が行った4月30日の検査でも環境基準を下回りました。
環境基準をした回るのは3回連続です。
この問題は今年3月、JR東海が行っている定期検査で早川町塩島地区にあるリニア中央新幹線の掘削工事で出た土の仮置き場の地下水から、国の環境基準を上回る重金属「セレン」が検出されたものです。
県によりますとJR東海は毎週調査を行い結果を報告していますが、4月30日に行われた調査でも環境基準を下回ったということです。
環境基準を下回るのはこれで3回連続です。
セレンは自然界に分布する重金属で、慢性的に過剰摂取すると脱毛や下痢などの症状がでるおそれがあるということです。
県では引き続きJR東海と連携し定期的な監視を続けるとしています。
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