「実質賃金」が過去最長の24か月連続減少　上昇に転じるのはいつだと思う？【news23】

news23では、『自民党の政治改革』や『アメリカの司法取引』などについて「みんなの声」としてNEWS DIGアプリ上で3つの質問を掲載しています。
回答はアプリの画面右端「みんなの声」 からできます。

今日のニュース
【「実質賃金」が過去最長の24か月連続減少】
基本給と残業代などを合わせた「名目賃金」に物価の変動を反映させた3月の「実質賃金」は、前年同月比で2.5%減り、過去最長の24か月連続の減少となりました。
厚生労働省は「物価の上昇に対して賃金の伸びが追い付いていない状況が続いている」としています。
一方、今年の春闘では大企業を中心に大幅な賃上げ回答が相次ぎ、岸田政権は「物価上昇を上回る所得増に向けて、全力で取り組んでいる」としていて、4月の実質賃金がプラスに転じるかが大きな焦点です。

「みんなの声」質問

あなたは、実質賃金がいつ上昇に転じると思いますか？
●春闘の結果が反映される4月分から
●6月の定額減税（所得税と住民税の合計4万円）が実施されてから
●円安が解消され、物価高が落ち着いてから　
●当分上昇しない
●その他・わからない

回答は、アプリの画面右端に表示される「みんなの声」からできます。
回答時間は9日午後8時～翌朝8時までです。

【5月8日（水）voice23 みんなの声の結果】
回答者は2792人でした。

▼離婚後の親権を父と母のどちらかに限ってきた「単独親権」の規定を見直し、父母の「共同親権」を可能とする民法の改正案が参議院で本格的に審議されています。
「共同親権」に関する国会の議論をどの程度知っていたか聞いたところ…
「改正案の中身も含め、知っていた」…39.5%
「共同親権という言葉は知っていたが、
　　　　改正案の中身までは知らなかった」…48.6%
「全く知らなかった」…11.9%　でした。

▼改正案では親の「責務」として「父母は婚姻関係の有無にかかわらず、子に関する権利の行使又は義務の履行に関し、その子の利益のため、互いに人格を尊重し協力しなければならない」と明記しています。
一方で、離婚することになった父母が互いに尊重し協力することは容易ではありません。
子どもへのケアについて、どんなサポート体制が必要だと思うか聞いたところ…
「子供向けのカウンセラーの設置」…12.5%
「親子が安全に面会できるようサポートする専門機関」…34.8%
「完全にサポートできるとは思わない」…49.2%
「その他・わからない」…3.6%　でした。

▼物流大手の佐川急便は、トラックに掲示していたドライバーの名札を全廃しました。SNSで情報が拡散される恐れなどがあり、ドライバーの個人情報を守る観点で決めたということです。
また、飲食業や自治体でも名札のフルネームの表示を「名字のみ」にする所が増えています。
こうした動きについてどう思うか聞いたところ…
「名前を明かした方が安心できる」…7.3%
「SNSの発達で、
　　　個人情報が広がるリスクがあるので、やむを得ない」…55.0%
「職種によって『名字のみ』『名前を全廃』と
　　　　　　　　　　　　　　　　使い分ければよい」…35.3%
「その他・わからない」…2.4%　でした。