厚生労働省は8日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」を巡り、国家公務員とその家族の利用率が3月時点で5・73%だったと公表した。2023年11月時点から1・37ポイントの微増。武見敬三厚労相や河野太郎デジタル相が利用促進の旗振り役になっているのにもかかわらず低水準が続く。  利用率を組合別に見ると、最も高く、唯一2桁だったのは総務省で10・31%。最低は防衛省の3・54%、厚労省は8・40%だった。  今年4月の厚労省発表によると、国全体の利用率は3月時点で5・47%にとどまっている。


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