熊本大学は、大学院に半導体関連の新たな専攻を設置する方針を明らかにしました。

熊本大学は8日の定例記者会見で、大学院の自然科学教育部に来年4月、『半導体・情報数理専攻』を新たに設ける方針を明らかにしました。

台湾のTSMCの県内進出に伴い、情報や半導体産業を担うための人材育成を加速することが目的です。

この新たな専攻では、国内外の大学やTSMCなどの半導体企業と連携を図り、講義やインターンシップを行う予定です。

入学定員は博士前期課程が120人、博士後期課程は22人の予定で、今後、文科省の認可などを経て、今年9月ごろに入学試験を行う方針です。

【改組後 入学定員】熊本大学 報道資料より

(前期博士課程)
理学専攻       110人
土木建築学専攻    75人
機械システム工学専攻 55人
電気電子工学専攻   63人
材料・応用化学専攻  90人
半導体・情報数理専攻 120人

(後期博士課程)
理学専攻       12人
工学専攻       24人
半導体・情報数理専攻 22人
※設置計画は予定のため変更の可能性あり

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