長野市の長沼地区で、地域の魅力を詰め込んだかるたが完成し、小学生に贈られました。

切り絵で描かれたりんごの箱が目を引く「長沼かるた」。


長野市長沼地区の住民自治協議会が、地域の良さを再確認してほしいと、市の補助金を活用して2023年の10月から作り始めたもので、読み札と絵札は地元の小学生や住民が考えました。

長沼地区は2019年10月の台風19号災害で浸水被害を受けていて、中には「水害を力をあわせてのりこえた」としたかるたもあります。


8日は、制作に参加した長沼小学校の子どもたちにかるたが贈られ、6年生が早速楽しんでいました。

6年生女子:
「自分の句を後世に残せてすごく嬉しい。災害の記憶は忘れられてしまうこともあるので、(かるたを通して)なるべく色濃く伝えたい」

かるたは200セット作られ、保育園や児童館のほか、地域の住民にも贈られます。

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