原発から出るいわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定に向けた文献調査をめぐり、経済産業省は佐賀県玄海町に調査を実施するよう改めて求めました。

町長「5月中に判断」


佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長は7日午後、経済産業省を訪れ齋藤健大臣と面会しました。

経産省は5月1日、原発から出るいわゆる「核のごみ」の最終処分場選定の第1段階となる文献調査の実施を玄海町に申し入れていました。

齋藤大臣は「文献調査は処分地選定に直結するものではない」としたうえで、「地域で議論を深めていただけるよう国として積極的に説明や情報提供を行っていきたい」との考えを示しました。

玄海町 脇山伸太郎町長
「大臣に私の思いも伝えさせていただきましたので、後は粛々と私が判断するべきだと考えています」

脇山町長は文献調査の受け入れについて5月中に判断すると改めて強調しました。

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