任天堂は7日、2023年度の連結決算を発表しました。
当期純利益は4906億円で前年度比13.4%増となり、過去最高益を記録しました。
同社は為替の影響などもあるとしています。

ハードウェアの販売状況は、前年度に比べて全体で12.6%下回りましたが、単価の高いNintendoSwitchの有機ELモデルで1.1%上回りました。
いっぽうNintendoSwitchで37.1%、NintendoSwitchLiteで3.7%下回りました。

ソフトウェアは新作の「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」が2061万本、同じく新作の「SuperMarioBros.Wonder」が1344万本、ピクミン4が348万本となるなど、自社で20タイトルが全世界合計でミリオンセラーを記録しました。

《23年度ミリオンセラーのタイトル》

・ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 2061万本 新作
・Super Mario Bros. Wonder 1344万本 新作
・マリオカート8 デラックス 818万本
・Nintendo Switch Sports 351万本
・Pikmin 4 348万本 新作
・スーパーマリオRPG 331万本 新作
・あつまれ どうぶつの森 315万本
・大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 313万本
・ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 282万本
・マリオパーティ スーパースターズ 272万本
・スーパーマリオ オデッセイ 220万本
・スーパーマリオ 3Dワールド +フューリーワールド 210万本
・ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 204万本
・New スーパーマリオブラザーズ Uデラックス 203万本
・スーパー マリオパーティ 152万本
・ルイージマンション3 142万本
・スプラトゥーン3 129万本
・プリンセスピーチ Showtime! 122万本 新作
・マリオvs.ドンキーコング 112万本 新作
・星のカービィ ディスカバリー  106万本



《9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンス》

そして新たな展開として、噂になっていたNintendoSwitchの後継機種について言及がありました。

同社は、後継機に関わる何らかの発表を今年度中に行うとし、きょう同社のXでも、「社長の古川です。
2015年3月にNintendoSwitchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います。
また、2024年後半のSwitchソフトラインナップをお知らせするNintendoDirectを6月に実施しますが、そこでは後継機種を扱いません。」とも投稿されました。

このほか、任天堂発祥の地・京都では今秋に、「ニンテンドーミュージアム」が宇治市に開業する予定。
さらに大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にも『ドンキーコング・カントリー』が、2024年後半にオープン予定だといい、注目が集まる1年になりそうです。

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