次の日曜日、12日は母の日。大分県内では、母の日商戦が盛り上がりを見せています。様々なアイテムが展開される中、今年のトレンドを取材しました。

大分市のフラワーショップ、花の店とがわにはこの時期、店内には20種類を超えるカーネーションが並びます。中でも最近人気を集めているのが、レインボーカラーのカーネーションです。

白いカーネーションの切り花を様々な色のついた水につけることで、レインボーカラーに着色しました。店では去年から取り扱いはじめたところ、子どもの客を中心に大人気だったということです。

(花の店とがわ・戸川力太代表取締役)「日頃の感謝をお母さんをイメージしたお花を買ってプレゼントをしていただければと思います」

生活雑貨などおよそ3万5000点を取り扱う大分市のハンズには、母の日にむけた様々な商品が並びます。

(ハンズ大分店・高樹泰之さん)ハンカチなどの定番の商品はもちろん、キッチン用品など時短ができる商品の動きが良いです」

最近注目のキーワード「タイパ」。タイムパフォーマンスを略したことがで、調理時間を短縮できるアイテムのうち、この店では容器の内側に特殊な加工を施すことで電子レンジで魚や肉などをパリっと調理することができる商品が人気です。

また、ここ数年母の日に贈る人が増えているのが日傘です。紫外線を高い割合でカットできる商品も増えていて、ハンカチやエプロンなど例年人気の商品以外にも、プレゼントの選択肢は年々増加しています。

一方、母親と同じ時間を楽しむ提案も。別府市のANAインターコンチネンタルホテルでは、母の日にあわせたアフタヌーンティープランを準備しました。6種類のスイーツで彩られたタワーのほか、キッシュや春野菜バーガーなどホテルメイドの味を特別な空間で楽しめます。

(ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ・毛利巧アシスタントマネージャー)「非日常の体験をしていただきたいと考えていますので、母の日という特別な日にご利用していただけたらと思います」

感謝の気持ちをプレゼントとともに。県内の各業界が趣向をこらした提案は母の日商戦を盛り上げています。

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