投資名目などで金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」が広島県内でも増えていて、県警が注意を呼びかけています。

県警の発表によりますと、ことし1月から3月までの間に、県内でSNSを通じて投資名目で金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」は79件発生していて、被害総額は8億4548万円に上っています。

「SNS型投資詐欺」は投資ブームを背景に県内でも去年9月以降に急増。去年1年間での被害、82件・6億6000万円あまりを3ヵ月間で上回っています。

SNS広告を経由してLINEでのやり取りに誘導して、うその投資を勧める手口が多いといいます。

3月には広島市の70代の男性が著名人の画像を無断で使用した広告をきっかけに、投資アプリを経由して、およそ8072万円がだまし取られる被害もあったということです。

被害者のおよそ半数が40代から50代だということで、警察は「必ず儲かる」などと投資を呼びかけるSNS広告を安易に信用せず、不審に思えば警察に相談するよう呼びかけています。

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