通勤通学の時間帯で混雑している列車内で、通学中の女子高校生(17)の制服のスカートを切り裂いたとして、派遣社員の男(36)が再逮捕されました。
男は、別の日にも列車内で、18歳の女子専門学生の服を切り裂いたとして逮捕されています。
「服を切られた女性が困る姿を想像して楽しむため」
器物損壊の疑いで再逮捕されたのは、福岡市東区箱崎に住む派遣社員・牧康平容疑者(36)です。
牧容疑者は、22日午前8時半ごろ、福岡市のJR鹿児島線箱崎駅から吉塚駅の間を走行中の列車内で、通学中の女子高校生(17)のスカートを切り裂いた疑いがもたれています。
警察によりますと、登校後、高校の職員が女性生徒のスカートが約6センチにわたり切られていることに気づき、警察に通報したことから事件が発覚。
防犯カメラ映像のなどから、牧容疑者の関与が浮上しました。
この事件で、スカートを切り裂かれた17歳の女子高校生と他の乗客にけがはありませんでした。
取り調べに対し、牧容疑者は、「服を切られた女性が困る姿を想像して楽しむために切りました」と供述しているということです。
専門学校生の服も切り裂いたか
牧容疑者は4月25日、JR鹿児島線・箱崎駅から吉塚駅の間を走行中の列車内で専門学校に通う18歳の女子生徒のシャツやジーンズをカッターナイフで切り裂いたとして、現行犯逮捕されていました。
JR鹿児島線では、4月から同様の被害が相次いでいて、警察は、牧容疑者にほかにも余罪がある可能性があるとみて捜査をしています。
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