新潟県上越市の沖合で5日夜、転覆した漁船の近くで見つかった遺体は行方不明になっていた「第三和光丸」の船長だと判明しました。「第三和光丸」は5日午後10時半ごろ、上越市柿崎漁港の1.5キロ沖合で、仲間の漁船が見つけました。漁協から新潟海上保安部には、「和光丸が午後5時を過ぎても帰ってこない。船長の携帯電話に架電するも連絡がとれない」と通報があり、上越海上保安署なども捜索していました。

船長は5日午後5時ごろ、柿崎沖での刺し網操業のため柿崎漁港を出港しました。漁場にて刺し網をしかける作業中に、刺し網がプロペラに絡まり海の中に転落したとみられています。

上越海上保安署によりますと、顕著な外傷は認められず、死因について詳しく調べています。

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