11月18日から12月19日にかけて、仙台市の女性が、警察官などを名乗る男女から事件に関与しているとして、金塊2億円相当などをだまし取られました。

警察によりますと、11月18日、仙台市青葉区に住む70代の無職の女性のもとに総務省を装う女と警察官を装う男から自宅の固定電話に電話があり、「マネーロンダリンググループの男を捕まえ、家宅捜索であなたのキャッシュカードも出てきた。リーダーの男があなたに報酬を渡したと供述している」などと言われました。さらに、SNSのメッセージで守秘義務命令書などの写真が送られてきて、「身の潔白を証明する方法として、資金調査というものがある」などと言われました。

この話を信じた女性は、所有していた金塊の提出や現金の振り込みを要求され、仙台市内で時価およそ2億円の金塊を渡しました。また、現金およそ1000万円を指定された口座に振り込みました。

仙台中央警察署

この後、インターネットで同じような被害の記事を見つけたことで被害に気付きました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

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