K-POPにドラマの撮影地巡り、グルメ、ファッションなど盛り上がっている韓国旅行。すぐお隣の国ですが、文字が読めない、ことばが通じないなど、二の足を踏む人も少なくないのかも。しかしながら、行ってみれば見たこともない文化・習慣がそこにあります。期待通りか、期待以上か、初めての人と同じ目線で旅を続ける記者が、役立ちそうな情報を盛り込んだ「韓国のススメ」です。
※筆者が過去の旅行で見聞きし、体験したこと、ものを文章にしています。ご旅行の際には、最新の情報を集めるようにしてください。
ハングル抜きで韓国を旅行できるか?
答えは「ほぼYES」です。韓国旅行の最初の心理的ハードルはおそらく文字でしょう。漢字にひらがな、カタカナ、アルファベットまで、文字を操るわれわれが、そのままでは全く理解できない文字のひとつがハングルです。筆者も学生の頃、乗り継ぎで金浦空港に降りたことがありますが、上空からハングルを見たときになんともいえない不安を感じたのを覚えています。しかし、よほどのことがなければ、通常の旅行は、なんなく日程を終わらせることができます。以下、現地で体得した「技」を紹介します。
地図、翻訳…スマホはたよりになる相棒
日常生活でもスマホは便利で、すでに手放せない存在ですが、こと、旅行となるとその威力は絶大です。
かつて筆者はどうにかこうにか、ハングルの「読み方」を覚えて、書いてある文字をカタカナに変換。スマホの検索画面を開いて「えっと…ナン…タン…ひとマス空けて…ハングルっと」「おお、男湯か!3階で降りればいいんだな!」などと、力業で翻訳していました。しかし、単語はともかく文章になると、もうお手上げです。ハングルをスマホに打ち込めば翻訳もできましたが、そんなのどうやって打ち込むのかと。。もちろんハングルキーボードをインストールしておけばよいのですが、そんなのを打ち込めるのはすらすら読める人だけで当然意味もわかるレベルの人です。
ところが!いまはスマホのカメラをかざすとそのまま翻訳してくれるんです!!
なんとありがたい。これなら、ハングルが全く読めなくてもなんとかなりそうです。しかしながら、発音や表記が同じでも、意味が違うことばがたくさんあるのが
ハングル。出てきたことばに「???」となることもしばしばです。
日本語は書いてあるけど、ときどき「???」
交通機関など日本でハングル表記があるのと同じように韓国でも日本語の表記があります。飲食店でもコロナ以降タブレット注文が進んでいて、このなかに日本語の表記もあります。通りに面した窓で受け渡しするテイクアウトのコーヒーなども
タッチパネル式で日本語、仮に日本語はなくとも英語の表記があるのでまったくの手探りということはないと思います。
また、「日本人が行きそうな店」には日本語も書いてあります。ただ、自動翻訳を使って訳したのか「謎」の日本語が書かれていたり、そのメニューを見て注文しても、店員さんが日本語が聞き取れない、指さしても、ハングルが書いてないので読めないというシステムエラーもあって必ずしも通じるわけではないということもあります。もちろん、日本語で書いてくれてもどんな料理か本当にわからないこともありますが…
ちなみに筆者は日本語が書いてあるところに入りたくないというひねくれた考えから、ハングルオンリーの冷麺店に入ってみたものの、本当に何もわからず、とりあえず一番安いやつを指さしたところ「??????」という顔をされたことがあります。
あとで知ったのですが私が指さしたのは「替え玉」だったようです。
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