半導体関連企業の進出で地下水が減るのではないか。熊本県民の不安を和らげるため、県は12月26日から地下水の水位をリアルタイムで確認できるようにします。
12月26日から熊本県のホームページで確認できるのは、菊陽町原水のセミコンテクノパークと、熊本県庁の井戸で観測した水位です。現在の水位だけでなく、1年前の同じ日の数値とも比較することができます。
これまで水位の公表は1年に1回でしたが、TSMCをはじめ大量に水を使用する半導体関連企業の集積が進み、地下水に対する不安の声が周辺の住民たちから上がっていました。
そこで県は、不安を和らげる材料にしてほしいと、このシステムを構築したのです。
今後、県は示された水位の評価基準についても明らかにします。また今年度中に熊本県合志市にも観測井戸が設置される予定です。
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