大分県教育委員会は20日、免職3人を含む計11人の懲戒処分を発表し、謝罪しました。

懲戒免職処分を受けたのは、県立高校の男性教諭(20代)と県内公立中学校の男性教頭(50代)、それに臼杵市立小学校の男性教諭(38)の3人です。

このうち県立高校の男性教諭は今年10月と11月、公立学校の女子生徒に自宅でみだらな行為を行いました。

公立中学校の男性教頭は今年7月、大分市内の商業施設で女性3人のスカート内を撮影したほか、去年9月には勤務していた中学校で女子生徒のスカート内を盗撮していたことも発覚しました。

臼杵市立小学校の男性教諭は去年10月、16歳未満の女性に対し、SNSを通じてわいせつな動画を送るように要求し、送信させました。

このほか、中津市立中学校の男性教諭(58)は今年7月、飲酒運転したとして警察に摘発され、停職6か月の懲戒処分となりました。

県内の公立中学校の男性教諭(60代)は去年8月から今年1月にかけて、生徒2人とSNSで私的なやりとりをしたとして、減給10分の1・6か月の懲戒処分です。

監督者責任として校長や教頭ら6人を減給と戒告処分にするなど計11人が懲戒処分を受けました。

この事態を受け、県教委は「非常に重く受け止めている。全教職員に対する研修を行い、再発防止に努めたい」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。