青森銀行とみちのく銀行が合併し、2025年元日に「青森みちのく銀行」が発足するのを前に20日、合併を認める認可書がそれぞれの銀行の頭取に渡されました。

青森市で行われた交付式には、青森銀行の石川啓太郎頭取と、みちのく銀行の藤澤貴之頭取がそろって出席し、合併を認める金融庁からの認可書を受け取りました。

2つの銀行の合併では、貸出金の県内でのシェアが高くなっても合併を認める「独占禁止法」の特例法が全国で初めて適用されました。

プロクレアホールディングスによりますと、2024年3月末の時点で両行の県内でのシェアは、預金と貸出金がいずれも8割に迫る大きなシェアとなります。

※青森銀行 石川啓太郎 頭取
「この地域にあって良かったと思っていただけるような新銀行を目指してまいりたい」
※みちのく銀行 藤澤貴之 頭取
「安心と希望をお客さま一人一人に届けられるような銀行を目指してまいりたい」

みちのく銀行 藤澤貴之 頭取(左)・青森銀行 石川啓太郎 頭取(右)

合併に伴い、両行では2024年12月31日から2025年1月4日まで、コンビニエンスストアを含むATMでの取り引きや電子マネーへの登録、支払い料金のチャージなどができなくなるため早めに対応するよう呼びかけています。

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