福島県柳津町の寺では、境内にたまった一年分のほこりを落とす、すす払いが行われました。

柳津町の福満虚空蔵尊円蔵寺は、1200年以上の歴史がある寺で、正月三が日には、毎年5万人以上が訪れます。20日、寺の関係者や地元の人およそ40人が集まり、境内にたまった1年分のほこりを落とす、すす払いが行われました。

集まった人は、長さ7メートルの竹ざおを使い、天井のほこりを落としたり、竹の棒で一斉に畳をはたき、たまった汚れを外に出したりしていました。

円蔵寺・鈴木孝一総代長「一年間のほこり、厄を落とすという意味で、すすはきを行っている。だからだいぶ(ほこりが)出た」

円蔵寺では、来年1月7日、新春恒例の奇祭「七日堂裸まいり」が行われます。

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