全国の従業員40人以上の企業で働く障害者が今年6月時点でおよそ67万7500人と、過去最多となったことが厚生労働省の調査で分かりました。

厚生労働省によりますと、今年6月時点の従業員40人以上の民間企業で働く障害者は去年から5.5%増え、およそ67万7500人と、21年連続で過去最多を更新しました。

一方で、今年4月に民間企業に義務付けられる法定雇用率が2.3%から2.5%に引き上げられたことから、法定雇用率を達成した企業の割合は去年から4.1ポイント下がり、46.0%でした。

厚労省は「法定雇用率の引き上げもあり、障害者のある人の求職が増えているものの、中小企業を中心に、法定雇用率を達成できていない企業も多い」としています。

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