東北地方の企業の景況感や業績は資本金10億円超の企業では2桁のプラスとなる一方で、10億円以下ではほとんどの指標でマイナスとなるなど企業規模によって格差があることが分かりました。

これは、一般社団法人東北経済連合会が会員企業719社を対象に行ったアンケート調査で明らかになったものです。それによりますと、それぞれの企業の景況感について尋ねたところ、資本金10億円超では今年度上期の実績が+19.6、下期の見通しが+11.3とともに2桁のプラスとなりました。一方、10億円以下では上期実績がマイナス6.7、下期見通しがマイナス3.4と、企業規模によって顕著な差があることが分かりました。また、企業経営上の関心事項として資本金10億円以下の企業の57.7%が人材確保を挙げていて、人手不足が課題となっていることが明らかになりました。

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