青森県内は19日朝、放射冷却現象の影響などで厳しい冷え込みに見舞われ、十和田ではこの冬、県内で初めてマイナス10℃台を観測しました。この冬の最低気温となったのは14の観測地点にのぼります。

霜に覆われた車のガラスが朝日を反射しています。午前7時過ぎの八戸市です。連日の降雪から一転、晴れ間が広がり穏やかな天気となった一方で、地表の熱が奪われる放射冷却が強まり、-4.5℃とこの冬一番の冷え込みとなりました。

さらに十和田で-10.9℃と県内でこの冬初めて-10℃以下を観測したほか、三戸と平川市碇ケ関で-8.6℃など23の観測地点のうち14地点で今シーズンの最低気温となりました。

20日は寒さは和らぐものの寒気や気圧の谷の影響で朝晩を中心に雪が降る見込みで、県内全域で多い所で5センチから10センチの降雪が予想されています。

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