寒い日が続きます。
きょうの山形県内は冬型の気圧配置となり、雪の降るところがありました。
あすはくもりで、午後は晴れ間の出るところがありますが、日曜日から月曜日にかけて大雪やふぶきに注意が必要です。
それ以降も、山形では雪マークが多く、平地でも雪が降ることが予想されています。
画像はTBS NEWS DIG Powered by JNNより
雪が積もると必要になってくるのが除雪。
車庫やカーポートの無い駐車場に1日車をとめていると、車全体が雪で覆われてしまっていることも・・・
そんな時、寒い外での除雪を一刻も早く終え、車に乗りたいという気持ちがわきますが、車の除雪を怠ると、危険なことも…。
除雪はどこに注意すべきか、JAF山形支部に聞きました。
雪が積もった車どの順番で除雪する?「屋根の雪を降ろすことが重要」
まず最初に除雪をするのは「運転席側のドアとその上部の屋根」。
ここの雪を払うことで、ドアを開けた際に車内に雪が入り込むのを防ぎます。エンジンをかけフロントガラスの曇りを解消するヒーターと後ろの窓の熱線をつけます。
その後は車体の雪下ろし。ここで重要なのが、屋根に積もった雪を払うことです。
屋根に積もった雪は、走っている最中に、車内の熱で滑りやすくなっていきます。
そのため、雪が積もったままの状態で走行すると、ブレーキをかけた時などに屋根の雪がフロントガラスに滑り落ち、視界を奪ってしまうことがあるということです。
カーブに入る直前の減速で雪が落ちてくることもあり、非常に危険だということです。
窓、タイヤ周り、ホイールハウスの雪を払いハンドルの動きを妨げないようにします。
「自宅前で動けなくなった」が多数!重要な“道路と自宅敷地の堺”の除雪
車体の除雪の他にも、“道路と自宅敷地の間に積もった雪”に注意が必要です。
JAF山形支部によると、山形県内の冬の出動依頼で少なくないのが「自宅前で動けなくなった」というもの。
除雪車が走った道路と自宅敷地の間に雪の山ができ、無理に通ろうとした際に車が乗り上げて動けなくなってしまうということです。
あらかじめ除雪をして段差を取り除き、通行することが必要です。
家を出発するときだけではなく、家に入るときや、お店の駐車場に入るときにも段差に注意するよう呼びかけています。
次に車の除雪をするときのために、ワイパーを上げておく
また、車を止めた後、可能な車はワイパーを上げておくことも勧めています。ワイパーを上げずに凍ってしまうと動かなくなるほか、雪を降ろすときにも邪魔になってしまいます。
車に準備しておきたいもの
JAFでは、車に準備しておきたいものとして、タイヤチェーンとジャッキは必須。軍手や長靴、懐中電灯もあると重宝するとしています。
雪の際の注意点「余裕を持ったスケジュールを」
担当者は、特に余裕を持ったスケジュールを組んでほしいと話していました。
余裕がないために除雪などを省略してしまったり、走行時の安全もおろそかになってしまうことがあります。
また、冬の間は、車が立ち往生する可能性も考慮し、ガソリンが半分より少なくなったら満タンにすることをすすめています。
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