山梨県中央市の農園でイチゴ狩りがスタートしました。
中央市成島にあるグルメいちご館 前田です。
人気の章姫や、オリジナル品種のホワイトベリーなど、4種類のイチゴを食べ比べできます。
グルメいちご館 前田 前田克己館長:
「イチゴそのものの出来はいいですね」
今年は夏の暑さの影響で全国的にイチゴが不作ですが、ミストや光を遮るカーテンで暑さ対策をしたため出来は上々だといいます。
17日にイチゴ狩りが始まりましたが、目立つのは外国人観光客の姿です。
記者:「どこから来ましたか?」
観光客:「タイから。甘い」
日本を訪れる年間の外国人観光客の数は今年、過去最多を更新し、こちらの農園は今シーズン、英語や中国語、タイ語のチラシを作り、翻訳機を導入しました。
一方で、悩みの種もあるといいます。
それはハウスを暖める燃料の重油価格の政府補助金がガソリンと同様、段階的に縮小されることによる重油の値上がりです。
グルメいちご館 前田 前田克己館長:
「もう大変ですね。(でも)投資をしないと、やっぱりおいしいものはできないんでね」
このため農園はイチゴ狩りの料金を以前より200円値上げに踏み切りました。
一方で、ハウスで直売するイチゴの価格は据え置くことにしました。
グルメいちご館 前田 前田克己館長:
「県内の方にたくさん食べてもらいたいんでね。無農薬で安全なイチゴを食べてもらうために値上げをするのを我慢しています」
グルメいちご館前田では来年5月中旬までイチゴ狩りを楽しむことができます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。