江戸時代から現代までの消防の歴史を紹介する東京消防庁の消防博物館(東京都新宿区)で19日、1992年12月にオープンして以来の来館者数が500万人に達し、記念イベントが開かれた。  500万人目は、母親や弟と一緒に訪れた千代田区のローレンツォ・ボーイスカルト・フォルナイちゃん(5)。同庁のマスコット「キュータ」のぬいぐるみと記念証が贈られ「消防車が大好き。うれしい」と喜んだ。  博物館によると、近年は来館者の約半数を外国人が占める。展示物は英語表記の解説もあり、職員は翻訳機を携帯。一色宏伸館長は「愛される消防博物館を引き続き目指したい」と話した。

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