先月投開票が行われた新見市長選で、ウグイス譲に過大な報酬を支払ったとして、警察が、戎斉前市長と妻を公職選挙法違反の疑いで書類送検する方針を固めたことが分かりました。

戎斉前市長は、再選を目指して先月17日投開票の新見市長選に立候補し落選しました。捜査関係者によりますと戎前市長と妻は、選挙期間中にウグイス嬢と呼ばれる車上運動員2人に対し、法律の上限、1日・1万5000円を超える3万円の報酬を支払っていた疑いが持たれています。

任意の取り調べに対し、戎前市長は容疑を認めているということで、警察は近日中に公職選挙法違反の疑いで戎前市長と妻を書類送検する方針を固めました。

RSK山陽放送の取材に対し、戎前市長は、「市民の方にご心配をかけて申し訳ない」「運動員の方からその額をお願いされた。代わりのウグイス嬢を探す時間と余裕が無かった」などと話しています。

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