19日朝、高知県四万十市の水路に車が転落し、男性が倒れているのが見つかりました。事故が起きた時間は分かっておらず、警察が事故の原因を調べています。
事故があったのは高知県四万十市岩田の水路です。中村警察署の調べによりますと、19日午前6時50分ごろ、「車と人が水路に落ちている」と近所の人から消防に通報がありました。
転落したのは近くに住む会社員の男性(57)で、宿毛市内の病院に搬送されましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。死因は低体温症だということです。水路は高さが2.4メートルあり、車は運転席側を上に横転した状態で発見。男性は車の外で仰向けの状態で倒れていたということです。
車は後ろのハッチバックと屋根にある窓ガラスが開いていて、警察は男性が自力で脱出したものの、何らかの理由で地上に上がれなかったのではないかとみています。
男性は18日夕方、知り合いに会いに行くと言って家を出た後、午後11時半ごろ、四万十市内の飲食店で知り合いと一緒にいたということですが、その後の足取りは分かっていません。
目撃者の話によりますと男性は発見時、下着姿だったといい、車からは男性が脱いだ服が見つかっています。警察は飲酒の有無や事故前後の男性の動きについても調べを進めています。
高知県四万十市では19日朝の最低気温が0.5℃を観測。厳しい冷え込みとなっていました。
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