宮城県内で先週インフルエンザと診断された人は1医療機関あたり15.64人で6週連続の増加となりました。県は県全域でインフルエンザの注意報を継続し、感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、県内91の定点医療機関で12月15日までの1週間に新たにインフルエンザと診断された人の数は1423人で、前の週より730人増え、およそ2倍となりました。1医療機関あたりの感染者数は15.64人で6週連続の増加です。

保健所別では、大崎が24.6人と最も多く、次いで仙南が17.57人、仙台市が15.86人などすべての管内で前の週を上回り県は引き続き県全域に注意報を出しています。

また、新型コロナと診断された人は前の週より133人多い499人で1.3倍に増えました。1医療機関あたりの感染者数は5.48人で5週連続の増加です。

年末年始にかけて人と接する機会が増えることから、県は今後もインフルエンザと新型コロナの感染者数は増加すると予測していて、手洗いやうがいなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。

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