「菓子に異物が混入していた」などとウソのクレームをつけ洋菓子店から現金をだまし取ったとして、50代の男が逮捕されたことが捜査関係者などへの取材でわかりました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは大阪府松原市に住む50代の男です。

 捜査関係者などによりますと、男は今年9月、羽曳野市の洋菓子店に「買った焼き菓子に異物が混入していた。返金してほしい」などとウソのクレーム電話をかけて店員を呼び出し、現金5700円をだましとった疑いが持たれています。

 洋菓子店が返金後に確認すると男の購入履歴はなく、来店すらしていなかったということです。

 (被害にあった洋菓子店の店主)「本当にやめてもらいたいなと思うんです。人をだますような人に時間も取られるし気持ちもそがれる」

 警察は同様の事件が相次いでいることから、男が犯行を繰り返していなかったか捜査を進めています。

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